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~若手による干潟の発掘と交流~
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 2009年7月18日・19日は愛媛県西条市で、昨年の「ハチの干潟交流会」に引き続き「第2回ひがた交流会」を開催しました。第一日目は27人・第2日目は25人の累計52人の参加がありました。遠方は沖縄や東京湾などからの参加や協力もありました。また、地元の「(共催)西条自然学校」「(協力)西条市」には2日間にわたり、会場や移動などさまざまな面でサポートをしていただきました。ありがとうございました。下記で報告させていただきます。(なお参加者のうちで添付している写真が入用の方は、岡田まで連絡ください。earth_166@hotmail.com

12:30 伊予西条駅集合
      加茂川河口へ移動・観察会
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15:30 加茂川汽水域へ移動・観察
17:00 ひうち会館へ移動・チェックイン
18:30 懇親会~

7:00 朝食
9:00 市民ひがた交流会
     <各地からの発表>
     司会:岡田
     開会挨拶:西条市環境部佐々木さん
     各発表:
     「はじめまして!市民ひがた交流会です」 
      市民ひがた交流会 和田さん
     「加茂川河口干潟の鳥」 
      石鎚ふれあいの里 山本さん
     「千丈川河口干潟について」 
      かわうそ復活プロジェクト 松田さん
     「東京湾の埋立地に作られた干潟の環境管理と活用」 
      東京港グリーンボランティア 中瀬さん
     「干潟の渡り鳥は減っているのか?汐川干潟28年館の調査から」 
      汐川干潟を守る会 藤岡さん
     「南港野鳥園人工湿地での生物多様性回復に向けての活動」 
      南港ウェットランドグループ 高田さん
     「川と海とひとをつなぐ 吉野川河口干潟と汽水域を再発見する市民活動の試み」
      とくしま自然観察の会 井口さん
     「アンケート調査等によるシギ・チドリ類のメニューについて」 
      バードリサーチ 守屋さん

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11:50 意見交換
12:20 昼食
13:20 河原津干潟へ移動・観察会
15:30 高須海岸へ移動・観察会
16:30 高須海岸にて解散

 交流会の目的は、これまであまり知られていなかった干潟を、より多くの方に観察して知ってもらう事と、他県から訪れた人たちとの交流により、地元の方が、地元の干潟の大切さを再発見してもらうという事でした。そして、その再発見によって多くの干潟を自然の状態で受け継いでいけたらと思っています。2日間にわたる交流会では、再発見・意見交換など有意義にできたと思います。今後も「市民ひがた交流会」は、できる範囲でできるだけ頑張って続けていきたいと思っています。また、来年度以降も交流会は続けていきます。今後もぜひ交流会へ参加ください。また、来年お会いしましょう!!

会計報告:最後になりましたが、今回の会計報告をさせていただきます。
宿泊・懇親会費につきましては、各自徴収した金額で支払いました。
今回の交流会にあたり、10,000円の寄付がありました。
また、交流会期間中に7,550円のカンパがありました。
その寄付・カンパからひうち会館の会場費(3時間×3,400円)=10,200円を支払い、
残りの全額を救急箱・その他活動経費に当てさせていただきました。ありがとうございました。
また、レクレーション保険=1,000円においては、西条自然学校から全額支払いがありました。
以上です。ありがとうございました。




 
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今週末の市民ひがた交流会で訪れる西条市の加茂川河口、高須海岸(新川河口)、河原津干潟では、ユムシが干潟に多産しています。
それをみんなで掘って食べようというのが大きなテーマでもあります。

さて、ユムシを掘り出すにはまずはユムシの巣穴を見つけなければなりません。
ユムシの巣穴は今まであまり紹介されることはありませんでしたが、すごく特徴的で、これさえわかればもう大丈夫。

yu1.jpgyu2.jpg








↑これがユムシの巣穴。 巣穴の口は綺麗な丸い円形で、穴の周りにはユムシが出した細長い糞がたくさん落ちています。この丸い巣穴と糞を見つけるのがポイントです。
ユムシの巣穴はU字型をしていて、二つの丸い穴がだいたい20センチぐらい離れて空いています。
糞が出ている穴の方に軽く指を突っ込んでみると、もう一方の穴から水が出てくるので、どれが対になっているか分かることが多いです。


対になっている穴がわかれば、その間を掘っていきます。
ちなみに巣穴の内壁はこんな感じ。

yu3.jpg








同じ場所にアナジャコの巣穴なども見られますが、アナジャコの巣穴は内壁が固く綺麗に塗り固められているのに対し、ユムシの巣穴は内壁はあまり塗り固められていません。
そして入り口からまっすぐ下へと伸びていることが分かります。

U字型でもかなり縦長のU字型です。
大きなショベルでもひと堀りでは出てきません。3~4回掘ってようやく出てくることが多いです。40~50センチぐらいは掘らないといけないかもしれません。あきらめずに深く掘っていきましょう。

yu4.jpg









そうすると、めでたくユムシが見つかります。
夜の懇親会で一人1匹ずつぐらいは食べられるように、みんなで頑張って掘りましょう!




更新が出来ていなくて申し訳ありません。。。最新情報を掲載していくはずなんですが(汗)

第2回市民ひがた交流会の本番が迫ってきました!もうあと1週間ちょっとです。
いよいよ準備も大詰めです。明日広島へ行き、最終打ち合わせをしてきます!
報告集「干潟への想い」も交流会にあわせて印刷、販売する予定です。


現段階で予定している第2回市民ひがた交流会のスケジュールは以下の通り。

7月18日
12:30 西条駅集合

13:00 加茂川河口左岸 禎瑞集会所付近 加茂川河口観察会
13:15 段取りの説明
沖まで歩く
ユムシを探してみる
その他生物の解説

15:30 集合、観察会終了

その後、汽水域やヨシ原など見学

17:00 ひうち会館着 チェックイン

18:30 懇親会 バーベキュー 採れたユムシを調理して食べる

20:00 一日目終了
 

7月19日
6:30-8:30 朝食

9:00 市民ひがた交流会

12:00 交流会終了

昼食 ひうち会館レストランにてランチ 650円程度

13:00 河原津干潟へ出発

13:40 河原津着
河原津干潟で観察、時間と様子をみて高須海岸へ移動 16:00まで 

 16:30 JR伊予西条駅 解散  

こんな感じです。2日目午前中の交流会では地元愛媛県をはじめ
全国各地から8名の方に干潟の紹介や活動報告をしていただく予定にしています。  お楽しみに。   
ユムシはみんなが食べれるぐらいにたくさん見つかればいいなぁ。

 

 

 
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