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~若手による干潟の発掘と交流~
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ホームセンターで売っているのを1000円位で購入。

干潟は日陰がない。ましてや真夏の干潟は肌が焼けて真っ黒になってしまう。
そんな時は、笠が一番。顔全面が日陰になり、とても涼しい。

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笠の利点

1.日陰になる。
2.頭と笠の間に隙間ができるので、風が通り蒸れない。
3.急に雨が降ってきても、肩まであまり濡れない。
4.観察会の時、前方に声がよく届く。
5.ひっくり返すとかごのように、ものを入れることができる。
6.帽子のように密着しないので、ヘアースタイルもほとんど変わらない。

などなどとても便利。
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干潟探検家の持ち物紹介。

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干潟探検の旅に行くときにいつも持っていくのがこのペンケース。
普通の人ならペンケースにはペンや消しゴム、ラインマーカーやものさしなどが入っているものだが、干潟探検家は違う、ペンケースから出てくるのはおびただしい数のピンセット類やノギス、スポイト、スプーンなどなど。
これは干潟で見つけた小さな生き物を採集したり、標本にするために室内に持ち帰ってきた小さな生き物を調べるときに使う。

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ピンセットはいろいろな種類があり、生き物やその場の状況に応じて使い分けている。とくに小さな貝やゴカイ類などをつまむのに、先が細くなった精密用ピンセットが非常に使いやすく愛用している。ピンセットは東急ハンズ・ホームセンターなどで各種売っていて、精密用は少し高く1本1000円程度するので紛失には注意。

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それともうひとつ重宝するのはこの細い小さなさじ。カキや岩の隙間に隠れている貝やカニをほじくり出したり、篩に残った小さな生き物を採集するのに役立つ。殻の薄い貝や繊細な甲殻類などはピンセットだと殻を壊してしまうことがあるが、これならば傷つけずに上手く採集が出来る。
実はこれはプラモデルに色付けする塗料を混ぜて調合するときに使用する「調合スティック」として売られているもの。大阪の大きなおもちゃ屋さんで見つけた。実験用などに売られている薬さじ(スパチュラ)と同じようなものだが、薬さじよりもこちらのほうが断然安いのでまとめ買いをして使っている。

百円均一の店で売っている幼児用の可愛らしいスプーンも同じく干潟の小さな生き物を扱うのに役に立つ。

スポイト(ピペット)やノギスも室内で標本を作る際に使用する。スポイトはガラス製のものは割れる危険があるので、旅に持っていくにはプラ製のものが良いだろう。どれも東急ハンズやホームセンターで売っている。



 

押し網と使用している様子。撮影:岡田

この押し網は、昔押し網をしていた人から聞き取り、小さな子どもたちでもできるように工夫して作ったもの。パイプやネットはミカン農家の方から使用したものをいただいた。観察会では大活躍。アマモ場に生息する生き物を採取するのに最適。

使用場所:アマモ場
使用方法:アマモの上に押し網をつけ、滑らす様に押す。
生物の採れ具合:★★★★★抜群
持ち運び:★☆☆☆☆
入手:不可(手作り)
対象生物:魚類・エビ・カニ

タツノオトシゴなども採取できる。時にはゴンズイ玉がかかることがあり、数百のゴンズイ(脂がのっていて美味)が網の中でひしめいていることも。瀬戸内海のアマモ場で採れる生き物で通年多いのは背びれに毒びれを持つハオコゼ(おいしい)。

瀬戸内海沿岸では、漁業権を持たない人たちが押し網を使い、アマモ場で魚やエビをとり、夕食に一品添えていた。アマモ場を押すようにして進み、アマモ場の中に生息している生き物を採取することができる。しかし、アマモ場の減少や海離れからこの漁はほとんどの海岸から衰退している。
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