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~若手による干潟の発掘と交流~
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押し網と使用している様子。撮影:岡田

この押し網は、昔押し網をしていた人から聞き取り、小さな子どもたちでもできるように工夫して作ったもの。パイプやネットはミカン農家の方から使用したものをいただいた。観察会では大活躍。アマモ場に生息する生き物を採取するのに最適。

使用場所:アマモ場
使用方法:アマモの上に押し網をつけ、滑らす様に押す。
生物の採れ具合:★★★★★抜群
持ち運び:★☆☆☆☆
入手:不可(手作り)
対象生物:魚類・エビ・カニ

タツノオトシゴなども採取できる。時にはゴンズイ玉がかかることがあり、数百のゴンズイ(脂がのっていて美味)が網の中でひしめいていることも。瀬戸内海のアマモ場で採れる生き物で通年多いのは背びれに毒びれを持つハオコゼ(おいしい)。

瀬戸内海沿岸では、漁業権を持たない人たちが押し網を使い、アマモ場で魚やエビをとり、夕食に一品添えていた。アマモ場を押すようにして進み、アマモ場の中に生息している生き物を採取することができる。しかし、アマモ場の減少や海離れからこの漁はほとんどの海岸から衰退している。
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