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~若手による干潟の発掘と交流~
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今週末の市民ひがた交流会で訪れる西条市の加茂川河口、高須海岸(新川河口)、河原津干潟では、ユムシが干潟に多産しています。
それをみんなで掘って食べようというのが大きなテーマでもあります。

さて、ユムシを掘り出すにはまずはユムシの巣穴を見つけなければなりません。
ユムシの巣穴は今まであまり紹介されることはありませんでしたが、すごく特徴的で、これさえわかればもう大丈夫。

yu1.jpgyu2.jpg








↑これがユムシの巣穴。 巣穴の口は綺麗な丸い円形で、穴の周りにはユムシが出した細長い糞がたくさん落ちています。この丸い巣穴と糞を見つけるのがポイントです。
ユムシの巣穴はU字型をしていて、二つの丸い穴がだいたい20センチぐらい離れて空いています。
糞が出ている穴の方に軽く指を突っ込んでみると、もう一方の穴から水が出てくるので、どれが対になっているか分かることが多いです。


対になっている穴がわかれば、その間を掘っていきます。
ちなみに巣穴の内壁はこんな感じ。

yu3.jpg








同じ場所にアナジャコの巣穴なども見られますが、アナジャコの巣穴は内壁が固く綺麗に塗り固められているのに対し、ユムシの巣穴は内壁はあまり塗り固められていません。
そして入り口からまっすぐ下へと伸びていることが分かります。

U字型でもかなり縦長のU字型です。
大きなショベルでもひと堀りでは出てきません。3~4回掘ってようやく出てくることが多いです。40~50センチぐらいは掘らないといけないかもしれません。あきらめずに深く掘っていきましょう。

yu4.jpg









そうすると、めでたくユムシが見つかります。
夜の懇親会で一人1匹ずつぐらいは食べられるように、みんなで頑張って掘りましょう!




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更新が出来ていなくて申し訳ありません。。。最新情報を掲載していくはずなんですが(汗)

第2回市民ひがた交流会の本番が迫ってきました!もうあと1週間ちょっとです。
いよいよ準備も大詰めです。明日広島へ行き、最終打ち合わせをしてきます!
報告集「干潟への想い」も交流会にあわせて印刷、販売する予定です。


現段階で予定している第2回市民ひがた交流会のスケジュールは以下の通り。

7月18日
12:30 西条駅集合

13:00 加茂川河口左岸 禎瑞集会所付近 加茂川河口観察会
13:15 段取りの説明
沖まで歩く
ユムシを探してみる
その他生物の解説

15:30 集合、観察会終了

その後、汽水域やヨシ原など見学

17:00 ひうち会館着 チェックイン

18:30 懇親会 バーベキュー 採れたユムシを調理して食べる

20:00 一日目終了
 

7月19日
6:30-8:30 朝食

9:00 市民ひがた交流会

12:00 交流会終了

昼食 ひうち会館レストランにてランチ 650円程度

13:00 河原津干潟へ出発

13:40 河原津着
河原津干潟で観察、時間と様子をみて高須海岸へ移動 16:00まで 

 16:30 JR伊予西条駅 解散  

こんな感じです。2日目午前中の交流会では地元愛媛県をはじめ
全国各地から8名の方に干潟の紹介や活動報告をしていただく予定にしています。  お楽しみに。   
ユムシはみんなが食べれるぐらいにたくさん見つかればいいなぁ。

 

 

 
bennkyou.JPG








兵庫県西宮市の甲子園球場のすぐ近くにある甲子園浜の干潟へ行ってきました。
甲子園浜は昔全面埋め立ての計画があった場所ですが、地元の小学校のPTAのお母さんたちが反対運動をして、埋め立て計画を中止させたというすごい歴史がある干潟でもあります。

当日は地元の小学校の5年生が総合学習で干潟の観察に来ていて、地元の自然保護団体「NPO法人海浜の自然環境を守る会」がそのお世話をしていました。僕も観察のお手伝いをして、子供たちと一緒に干潟で生き物探しをしました。


長らくの間更新をサボってしまいました。スミマセン(汗)

7月の交流会に向けて、準備を進めていきます。

さて、今年のGWは九州北部をぐるっと回ってきました。
大分県中津干潟では地元の団体「水辺に遊ぶ会」が開催した「作っちゃおう食べちゃおう2009 古代人になって、中津干潟でたこつぼ漁に挑戦だ」に参加してきました。
そのときの様子を写真で少し紹介します。

tako1.jpg





朝7時に漁港に集合して、漁師さんの船に乗せてもらって中津干潟の沖へと出発。参加者80人超、船は6隻で行きました。

因島三区
約1ヘクタール
砂泥

小さな集落に囲まれた港内に残された干潟。港内には数隻の船が泊めてあるのみで、付近は車もほとんど通らず、夕方になるとお風呂の焚きものの煙があちらこちらから上がる。底質は砂泥で、中央は少し盛り上がっており、ハクセンシオマネキやコメツキガニ、ヒメアシハラガニなどが生息している。30メートルほど自然海岸もあり、転石も多い。ウミニナやホソウミニナ、スナモグリ、ソトオリガイ、ヤマトオサガニも多くみられる。
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